Oracle 用ストレージの準備: マルチパス、永続的なディスク名、ASM ディスク
Oracleレベル: 中級所要時間: 30~90 分Oracle Grid Infrastructure、Oracle Restart、またはデータベースのインストールの 前に 1 回だけ 実施します。SAN の LUN を WWID で識別し、必要に応じて DM-Multipath のエイリアスを設定し、ASM ディスクに udev ルールまたは ASMLib ラベル(AFD を選んだ場合はインストーラがラベル付けできる形)で永続的な名前と grid:asmadmin の権限を与えます。ASM を使わない場合は LVM + XFS ファイルシステムと fstab を準備します。RAC では同じ構成をすべてのノードに作成して比較します。完了すると、ディスクは再起動しても名前と権限が変わらず、Grid のインストールでそのまま使える状態になります。構築済みの ASM に後からディスクを追加する場合は、ASM 日常運用 ガイドを使ってください。
構成: サーバー 1 台、または RAC で 2~8 ノード + SAN/iSCSI/VM ディスク
開始前の確認
- ストレージチームが LUN を提示済み…で、各 LUN がすべてのノードで見えている…こと。LUN → WWID → 用途(DATA/FRA/CRS またはマウントポイント)の一覧が手元にあり、フォームの … 個のディスクがこの一覧と一致していること。
- SAN 接続が準備できていること。FC では HBA がファブリックに接続され、ゾーニングが済んでいる。iSCSI ではセッションが確立している。各 LUN に少なくとも 2 本のパスが見えている。
- ディスクにデータがないこと(パーティション、ファイルシステム、LVM、古い ASM ヘッダー)。誤ったディスクに対してこのガイドのパーティション作成 / ラベル付け / mkfs のステップを実行すると、データが消えます。
- サーバー…群…が OS のリポジトリ(…OL7: ol7_latest、RHEL7: ELS サブスクリプション…OL: ol…_baseos_latest / ol…_appstream… / ol…_addons…、RHEL: BaseOS + AppStream…)にアクセスできるか、社内ミラーが設定されていること。
- ASMLib ライブラリ …oracleasmlib-3..el….x86_64.rpm…oracleasmlib-2.0..el7.x86_64.rpm… を oracle.com の ASMLib ダウンロードページから入手し、…各ノードの… … 配下に置いていること。
- このガイドでは AFD の ラベル付けは行いません。ディスクは udev ルールで grid:asmadmin の所有にし、ラベルは Oracle Restart: Grid Infrastructure + ASM ガイドの gridSetup.sh(oracle.install.asm.configureAFD=true)が書き込みます。稼働中のカーネルが 5.14 より古く(RHCK 3.10/4.18 または UEK4~UEK6)、MOS 1369107.1 で 19c の AFD 対象として記載されていること。
- メンテナンスウィンドウがあり、サーバー…群…のバックアップ / スナップショットを取得済みで、LUN の対応関係をストレージチームと確認済みであること。
ガイドのフェーズ
- ディスクの識別 — ディスクとその WWID を一覧する · フォームの WWID を確認する(…各ノード…サーバー…)
- DM-Multipath — device-mapper-multipath をインストールして有効にする · /etc/multipath.conf を書く · 設定をロードしてパスを確認する · エイリアスと WWID の対応を比較する(…)
- ASM のユーザーとグループ — Oracle のグループと grid ユーザーを準備する
- ASM Filter Driver(AFD)の事前チェック — カーネルが AFD に対応しているか確認する
- udev ルール(永続的な名前と権限) — udev のルールファイルを書く · ルールを適用して権限を確認する
- ASMLib(oracleasm) — ASMLib のソフトウェアをインストールする · io_uring を有効にする(ASMLib v3) · ASMLib を構成する · ディスクにパーティションを 1 つ作成する…(ノード 1 のみ)… · ASMLib のラベルを書き込む…(ノード 1 のみ)… · 他のノードでパーティションとラベルを読み込む(…) …
- 検証と次のステップ — 永続的な名前と権限をまとめて確認する · 再起動テスト